ふるさとガール

今日は、3月にWalk in Her Shoesに参加したレンジャー(高校生)が企画した、

チャリティーウォークを実施しました。

 

世界中には、生活に不可欠な水を得るために、遠くまで水を汲みに行かなければならない女の子がたくさんいることを知ること、

また、青葉区の地域の情報を提供している「ひろたりあん通信」の編集長の宮澤さんにガイドをお願いして、いつか自分のふるさとになる地元のこと歩きながらを知ろう、

という2つのテーマのもと、あざみ野駅から保木の往復約5kmの道のりをみんなで歩きました。

 

ここ数日天気が不安定だったので、実施できるか心配でしたが、風が強かったものの、

青空でスタート。

昔の写真を見せていただいたり、お話を聞いたり、

途中で世界の水に関するクイズをしたりしながら、歩きました。

 

この地域には、徳川第2代将軍秀忠の妻、江姫の化粧領地で、

徳川家ともゆかりがある土地で、秀忠の位牌が納めてあるお寺があったり、

製糸場があったり、薩摩屋敷から持ち帰った灯篭があったり、と、

宮澤さんが色々なお話をしてくださいました。

ブラウニーたちも、興味深そうに聞いていました。

 

お昼は、保木の桃源郷にある、畑の一角を農家の方にお借りして食べました。

桃源郷は、桃の木がたくさん植えてあって、桃の季節になるととても素敵なところです。

 

ここが本当にたまプラーザやあざみ野?と思うほど、

木々が茂っていて、とてものどかな場所です。

とても気持ちが良かったです。

 

お弁当を食べ終わった後は、道中でみた、薩摩灯篭と寺子屋の先生の紙芝居を

見せていただきました。

 

それぞれ万歩計をチェックしながら歩いて、一人10,750歩、合計で311,750歩歩くことができました。

歩いた歩数をWalk in Her Shoesのキャンペーンの主催団体の、ケア・インターナショナルジャパンさんに報告することで、1000歩につき1円(なので今回は311円)が、スポンサーより寄付されて、世界の水に困っている人のために役立てられることでしょう。

一人ではほんの少しですが、みんなで協力すると大きな力になることが、子どもたちにも伝わっていればよいと思います。

 

いっぱい歩いて、地元のことを知って、国際協力もして、充実した1日になりました。