2016年 団キャンプ (シニア・レンジャー)

ビニール袋でご飯も炊けます。
ビニール袋でご飯も炊けます。

シニア・レンジャーは今年のキャンプ中

「防災」や「節水」を意識して、4日間を過ごしました。

 

キャンプ前の集会では防災食をいろいろ調べて、

災害時にいかに水を使わないで、

ゴミをださずに生活をするかを話しあい、準備をしました。

 

キャンプ中は食器を汚さないようにラップをかけたり、

洗い物も水をなるべく使わないよう工夫したり…。

 

使用した水の量をはかったところ、ふだんの半分以下の量で一日を過ごしていました。

 

7人分の一日のゴミもほんの少しです。

 

違う部門のスカウト達が洗い物をしているのを見て、「もったいない!!」とシニア・レンジャーの声。

 

このキャンプで少し意識がかわったようです。

食器も、ペットボトルで汲んだ水で洗いました。
食器も、ペットボトルで汲んだ水で洗いました。
最近は、色々な種類の防災食があることも知りました。
最近は、色々な種類の防災食があることも知りました。

キャンプ3日目は近くの「大門ダム」にいきました。

 

ダムの役割やしくみの説明をうけ、水の大切さを学んだあとは、いよいよ見学。

 

沢山の機械が並んだ管理室、

ダムの放水口に降りる階段はかなりスリルがありました。

 

 

そして50メートルほど続く長い階段を更に地下へ下り、

ひんやりしたダム底の下を対岸まで歩きます。

またながーい階段を上って地上に出た時はとてもほっとしました。

 

 

施設の中も見学させてもらいました。
施設の中も見学させてもらいました。
お昼は、空き缶で作ったコンロで自炊。
お昼は、空き缶で作ったコンロで自炊。

防災食漬けのキャンプも最後の夜は、キャンプスタッフの方が作って下さる、

恒例の「夏野菜カレー」。

普通のご飯を食べられるありがたさ、水を使えるありがたさを、

身をもって感じたキャンプになりました。

 

今年後半の活動でも「防災」をプロジェクトのテーマの一つにしたいと思います。

 

**スカウト感想**

★自分たちがエールマスター(キャンプファイヤーの進行役)を頑張った。

キャンプファイヤーを、みんなで盛り上がってくれて、嬉しかった。

 

★縦割りの合同プログラムで、他の部門と一緒に活動ができて、名前を覚えたり、

覚えてもらったり、関わりが増えるきっかけとなれた。

 

★ダムは外からは見たことがあったが、中から見たのは初めてで、改めて大きさ、迫力を知ることができた。

ダム底は寒かった。

 

★テントサイトの土地が柔らかすぎたり、岩だったりペグを打つのが大変だったが、

ロープを継ぎ足したり工夫して立てた。4日間テントが崩れなくて良かった。

 

★部活で全日参加できなかったが、テントの中で夜みんなでおしゃべりするのが楽しかった。

(本当は就寝後はなるべくおしゃべりしないように言われているのですが…シニア・レンジャーのささやかなお楽しみでもあるのです(^^;))