ライトセンター見学

少しさかのぼりますが、春休みに、ブラウニーからレンジャーで、「神奈川県ライトセンター」という場所に行ってきました。

 

ライトセンターは、視覚に障害をもつ方々をサポートするための施設です。

 

ライトセンターに行く前に事前学習として、シニアのスカウトが中心となり、家の中やお店、町の中など、自分の身の回りにある視覚障害の方にとって役立つ工夫されているものを探して、みんなで共有しました。

 


ライトセンターでは、まず最初に、視覚障害の方のお話を聞きました。

 

お話を聞かせてくださった方は、本が好きで、普段どんな風に本を読んでいるか(ライトセンターには、ボランティアの方が点字で訳した本や、触って何が描いてあるかわかる絵本があり、また最近では電子書籍の読み上げ機能を使ったりすることもできるそうです)などを聞かせていただきました。

 

次に、点字体験をしました。

ライトセンターは、視覚障害の方をサポートするボランティアを育成する施設でもあり、館内には、

沢山のボランティアの方々がいらっしゃいました。

ボランティアの方に教わりながら自分の名前を点字で打って、しおりを作りました。

 

 

最後に、施設見学をさせていただきました。

ライトセンターの中には、スポーツができるように、体育館、プール、トレーニングジム、卓球ルームなどがあり、

視覚障害の方が安全にスポーツを楽しめるように工夫がされていました。

 

たとえば、卓球ボールの中には金属の球が入っていて、打ったり転がったりすると、音が出るようになっていたり、

ジョギングコースには、ガイドロープがあり、それをつかんでジョギングができるようになっています。

 

帰りは最寄駅まで続く、点字ブロックを頼りにしながら歩いていきました。

(ライトセンターのホームページには、利用者のために地図ではなく、「文字だけ」の道案内が載っています)

  

スカウトの感想

* 私は何か困っている人を見かけたら、これからは勇気を出して声を掛けて、少しでもお手伝いできるように

したいと思いました。
* iPhoneには、障がいを持っている人が使用できるように様々な機能が標準装備されていることを

初めて知り驚きました。

* 海外のバリアフリー事情も知りたいと思いました。 

 

すべての人が気持ちよく生活できるような社会を作っていくために、

わたしたちに出来る事を考えて、小さなことでも実践していきたいです。